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デジタルオーディオとハイレゾ機器

1977年にフィリップスで開発が開始され1979年ソニーと共同開発がスタート、1982年に生産が開始されたコンパクトディスク(CD-DA)。650MBと言う現在では限られたディスク容量において音楽が持つ芸術表現と再生時間を両立すべく、リニアPCM(Linear pulse code modulation)16bitというビット深度(96dBのダイナミックレンジ)に人間の可聴域の上限となる20kHzを補償する44.1kHzのサンプリングレートが採用されました。

現在ハイレゾ音源とそれに対応した音響機器がシーンを牽引していますが、現時点ではまだそのタイトルは限られ、ハイレゾプレイヤーに納められる楽曲もCDからリッピングされたものが数多く含まれているのではないでしょうか。

ハイレゾプレイヤーは取り扱うデータ量から大きなストレージサイズが用意され、またそれを補強すべく、大容量のメモリーカードが用いられています。

こうした変化はハイレゾ音源対応への対応と言うだけではなく、CDリッピングにおいても非可逆圧縮をする事無く、CD本来のクオリティをプレイヤーに納める事を可能にしました。CD誕生から30年を経て、ようやくポータブルオーディオでCD本来の音を楽しむ事ができるようになったのです。

音楽をもっとカジュアルに

ハイレゾへの音楽制作、再生機器開発の取り組みが進み、将来ハイレゾと言う言葉すら無くなり誰もが当たり前のように高品位な音楽を楽しむことができるようになるのではと思います。しかしこれまで蓄積されてきた音楽ソースをもはや無用の長物と切り捨てることは、あまりにも性急に過ぎるのではないでしょうか。

今手元にある音源をより良い環境、自由なシーンで楽しむ事ができれば、それは将来のハイレゾ音源鑑賞にも大きなアドバンテージとなります。またポータブルオーディオと言う魅力的な世界をマニアだけに留めず、より沢山の人達に気づいてもらえたら・・・。

FitEar 441は24bit/48kHzまでの対応となりますが、そのモデル名からCD音源の再生を前提としています。是非CDからリッピングした無圧縮データでお試し下さい。この小さなDAPが既存の音楽資産を見つめ直すひとつのきっかけとなり、また新しい音楽体験へのチケットとなれば嬉しい限りです。

FitEar 441スペック

電源
4.2V内蔵リチウムポリマー充電池
画面
0.96インチ液晶ディスプレイ
メモリー
32GBまでのmicroSDカード対応
対応ファイルフォーマット
WAV / APE / FLAC / MP3 / WMA(24bit/48kHz)
出力
250mW(32オーム負荷時)
周波数レンジ
20Hz〜20kHz(±0.5dB)
S/N比
107dB
対応再生機器インピーダンス
8Ω〜300Ω
再生時間
10時間
充電時間
2時間
サイズ
70.6mm×40.6mm×12.5mm
重量
50g

xDuoo社について

中国広東省深圳市に本拠を置くXduoo社(乂度科技有限公司)。長年の音響機器OEM生産で得た技術とノウハウを活かし、小型据置機器やポータブル機器を中心に自社ブランド製品を製造しています。

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