製作に関する注意事項
ご注文前にこちらを必ずご確認下さい
カスタムイヤーモニター製作について
カスタムイヤーモニターの製作において、構成部品の組み込み、配置を行う上で、耳穴形状やサイズによっては製作が出来ない、ご希望機種の適応が不可となる場合がございます。
また耳型が採取出来ない場合には、カスタムイヤーモニターを製作することが出来ません。カスタムイヤーモニター製作/印象採取の可否は、各個人の耳穴形状、耳の状態により判断されるため、印象採取のお断り、印象採取後の製作不可判断など、ご希望に添うことが出来ないことがあります。
耳型採取について
以下の場合には印象取得において安全確保に問題がある、またはカスタムイヤーモニターの適用が不適切となるため、耳型採取が出来ません。
- 過去に耳の手術を受けたことがある。
- 現在耳の治療を受けている。
- 中耳炎などで耳漏がある。
- 外耳道に湿疹、痛みまたは不快感がある。
- 耳垢が多く、印象採取の妨げになる。
- 左右いずれかの耳に聴力低下がある。
- 突発性または進行性の聴力低下がある。
- 急性または慢性のめまいがある。
- 50/1kHz/2kHz聴力に20db以上の気骨導差がある。
安全を確保し、正しく機能する製品を製作するためにご了承くださいますよう宜しくお願いします。
同意書に関して
須山補聴器銀座店でのカスタムイヤーモニター製作や耳型採取の際には同意書を作成しております。
下記ファイルをダウンロードの上ご署名して頂き、ご来店時にスタッフへお渡し下さい。同意書のダウンロード(PDFファイル)
特に未成年(20歳未満)の方は、保護者(親権者)の署名が必要となります。保護者(親権者)の署名が確認できない場合は作業ができませんので、必ず署名入りの同意書をご持参下さい。また上記ファイルが印刷できない場合は、お電話での予約時にその旨をお伝え下さい。
カスタムイヤーモニターをお使いいただくにあたって
ポータブルプレイヤーで音楽を聞くことが生活の一部になっている方も多いと思います。再生音量については「ウォークマン難聴」と呼ばれる騒音性難聴が一般にも話題となり注意が払われるようになってきましたが、これ以外にも「気がつかずに」危険な使用方法となっているケースや、それに起因するトラブルが発生しています。
密閉型のヘッドホンやイヤホン、特にカスタムイヤーモニターでは、遮音性が高く装着しただけで周囲の音が聞こえづらくなります(オープンタイプでも音量により同様の状況となります)。音楽鑑賞や聴覚保護の面では好ましいこの遮音性も、時として危険察知を大きく阻害してしまうことがあります。
車やバイク、自転車運転中の使用禁止(各都道府県の「道路交通法施行細則・運転者の遵守事項」をご確認下さい)はもちろんですが、ジョギングや歩行中といった際にも、使用を避けなければならないケースも。 ユーザーが事故に巻き込まれるだけではなく、周りの人に危害を加えてしまう、加害者にしてしまう恐れもあり、自己責任では済まされない事件がすでに発生、海外では歩行中の使用規制も検討されています。
音楽鑑賞を楽しむためにも、使用する場所に応じた判断と適切な使用方法がユーザーには求められます。 安全を確保する上で「気づかずに」というのが一番の問題。行政からもこうした注意喚起や有益な情報が発信されていますので、音楽鑑賞を安全に楽しむためにも是非ご覧下さい。
危険! イヤホンからの音楽で周りの音が聞こえない!http://www.anzen.metro.tokyo.jp/tocho/caution/earphones.html
イヤホンの使用が聴覚に及ぼす影響についての調査結果【概要】※PDF書類(178KB)http://www.anzen.metro.tokyo.jp/tocho/caution/pdf/earphones_pu.pdf
東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課くらしの安全情報サイトhttp://www.anzen.metro.tokyo.jp/