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マスタリングエンジニア

原田光晴さん

プロフィール

1953年3月4日、静岡県生まれ。
 
ザ・ベンチャーズの1965年1月の来日ライブ録音「Ventures in Japan」を聞き、ビートサウンドから大きな衝撃を受ける。それ以外にもビートルズなどさまざまなポピュラー音楽でのリアルタイムの音楽体験を通じ、音楽への道を志して東芝EMIに入社。故中村信氏に師事しアナログディスクのカッティングエンジニアとしてキャリアをスタートさせる。1975年のMJQ「Last Concert」国内版のカッティングを手がけ、優秀録音としてスイング・ジャーナル誌などより高い評価を受ける。
 
1981年3月、ソニーミュージックに移籍。マスターテープからのデジタルコピ-でしかなかったマスタリングを、CDメディアに最適化するための過程において、長年に渡るカッティングエンジニアとしての経験を基礎とし、独自の音響理論からその方法論を深化させていく。
 
1990年、山下達郎氏との出会いから、同氏、ならびに竹内まりや作品のマスタリングを手がけるようになり、マスタリングに対する独自の方法論やアプローチが高く評価される。現在まで山下作品を独自のマスタリングで支えている。
 
株式会社ミキサーズラボ代表内沼映二氏が1994年、CDマスタリングセクション「DISC LAB」をON AIR麻布スタジオ(現Azabu O Studio)内に設立の折、同スタジオに招聘。1993年12月、ON AIR麻布スタジオに移籍し「Harada's Room」を構える。
マスタリングルームのレイアウトや内装デザイン、スピーカーのセッティングなど細かな面で独創的なアイデアが随所に活かされたこの「Harada's Room」で、モニタリング環境の追求を加えたトータルでのマスタリング手法を独自に確立する。
 
2004年、ビクタークリエイティブ・マスタリングセンターに所属。ディスクラボ/ON AIR「Harada's Room」で培ったサウンドフィロソフィをより発展させるとともに、メディアの変化にも柔軟に対応し、幅広い作品を手がける。
 
2014年4月、株式会社バーディハウスへ移籍。スタジオ環境が変わった現在でも、多くのミュージシャンや音楽関係者から絶大な信頼を得ている「原田マスタリング」、常連のベテランミュージシャンを筆頭に若手ミュージシャンまでがスタジオへ訪れ、「グルーヴ感のある音」を生み出している。

グルーヴを生かす音の職人

音楽メディアにおけるマスタリングは、曲やアルバム全体の仕上がりを左右する重要な作業です。マスターテープの音源に込められたアーティストの想いを、どこまで損なうこと無くCDに落とし込めるかが腕の見せ所と言えます。
原田光晴さんはアナログレコードの時代から音楽に携わってきた音のスペシャリスト。山下達郎や竹内まりや、福山雅治、クレイジーケンバンドなど数多くのアーティストや音楽関係者から「グルーヴを活かす音の職人」として絶大な支持を集める、日本有数のマスタリングエンジニアとして活躍しています。
 

原田光晴さんとFitEar

おなじカスタムイヤーモニターでも、ミュージシャン等が使うモニタリング用と一般的な音楽鑑賞用では、求められる音の性質が違います。FitEarカスタムイヤーモニターは、原田さんによるアドバイスのもとに開発、イヤーモニターとしての特徴を活かしつつ、音が持つ暖かみやグルーヴ感などが感じられる音作りが大きな特徴です。原田さんの音節設計が生み出すバランスが取れた躍動感のあるサウンドをお楽しみ下さい。