
SAFE LISTENING Live! 音楽用イヤープラグ
イヤープラグで手軽に音量をコントロール
ライブやコンサートでは、たくさんの人々が音楽を楽しめるよう入念に調整をしていますが、会場内の場所、また音の感じ方に対する個人差により、どうしてもライブ中に耳がつらくなるといった場合もあります。
フェスの広い会場やスタンディングであればちょっと場所を変える事もできますが、やはりライブ中に移動するのはなかなか難しく、せっかくのライブが楽しめないということも。
SAFE LISTENING Live!イヤープラグは、「音が大きすぎてちょっと耳がつらい」と感じたときに、さっと気軽に使える音楽用イヤープラグです。内部に設置された音響フィルターが音楽のバランスを保ちながら、ちょうどオーディオのボリュームを絞るようなイメージでほどよく音量を下げることができます。
音楽を積極的に楽しむための「耳のおまもり」として
「ちょっと音が大きすぎて耳がつらいな」と感じた時にお使い下さい。眩しい時に使うサングラスのように耳から入ってくる音がちょうどよくコントロール、つらさを我慢することなくライブを満喫できます。
また音が大きすぎると耳が受け取れる音量の限界を超え、しっかりと音楽が聞こえないという場合もありますが、ライブ専用イヤープラグは本来のサウンドバランスを崩すことなく音量をさげるので、大きな音に埋もれていた部分も聞こえるようになります。
ライブ中ずっと装着する必要はありませんが、いざという時にすぐ使える「耳のおまもり」としてカバンやポケットの中に入れておくと、より積極的にライブを楽しめます。
各部名称
- つまみ
- 硬いプラスチック製の部分です。着脱時はここを指でつまんでください。
- イヤーチップ
- 耳穴に入る側です。柔らかいスポンジの反発力で耳穴をふさぎます。
- キャップ
- イヤープラグの遮音量をさらに上げたい場合は、イヤープラグのつまみ部分の穴(音響フィルター)に、ケーブル側にあるキャップを押し込み、穴を塞いで下さい。

使い方
【装着方法】
- イヤープラグの先端側、スポンジ製のイヤーチップ部分を指で押しつぶします。
- 耳を少し上向き・外向きに引っ張ります。
- 指で押しつぶした側を耳へ挿入します。
【取り外し方法】
- イヤープラグの外に出ているプラスチック部分をしっかりとつまみます。
- 耳に負担をかけないようにゆっくりと引き出します。決して無理に引き抜かないでください。
使用上の注意
- 本製品を水で洗わないでください。内部に水がたまるなど不具合の原因となります。
- 耳に違和感を感じた場合は直ちに使用を中止してください。
- ご自身の耳にサイズが合わない場合は無理に使用しないでください。
- 本製品が破損した場合は直ちに使用を中止してください。
- 誤って飲み込んでしまうと最悪の場合、窒息するなど非常に危険です。必ず小さなお子様の手の届かない場所に保管して下さい
- このイヤープラグは騒音用です。ダイビングや潜水などでは使用しないで下さい。
- このイヤープラグは音響性外傷や耳鳴りなどを完全に防ぐものではありません。適切な利用を心がけてください。
SAFE LISTENINGについて
SAFE LISTENINGは、イヤホンやヘッドホンで「音楽を安全に楽しむ」ために、耳や聴覚の仕組みや役割について知っていただくプロジェクトです。誰もが簡単に実行できる3つの約束として「安全な場所・環境で聴く」「ボリュームに注意する」「ときどき耳を休ませる」を提唱しています。
また「SAFE LISTENING Live!」では、ライブやコンサートでも音楽をずっと楽しむために意識していただきたい内容を「体調管理は万全に」「もしもの時に備えよう」「満喫した後は休憩を」の3点にまとめて提案しています。
音楽は音色だけではなく音量や演奏時間なども大きな魅力です。まずは音や耳の仕組みや役割に対して関心をもってもらう、その上で「これはやっちゃダメ」、「音量は○○dBまで」といった制限よりも、「こうすればもっと音楽と深く付き合えるよ」という提案やそれに基づく実体験が、音楽体験と聴覚保護の両立に繋がります。
このSAFE LISTENING活動を通じ、音楽をこれからも楽しむための考えや情報を多くの方々と共有できればと考えています。
カスタムイヤーモニターとは
ライブステージでミュージシャンが自分たちの演奏を確認するために利用するオーダーメイドのイヤホン。イヤモニやカスタムIEM、CIEMなどとも呼ばれます。テレビの音楽番組でも目にすることが増えましたが、近年ではポータブルオーディオにおいて一般ユーザーの音楽鑑賞にも広く利用されるようになりました。