製作に関する注意事項
カスタムイヤーモニター製作の可否に関して
以下の項目に該当する場合はカスタムイヤーモニターの適用が不適切、または印象取得において安全確保に問題が耳型採取が不可となる場合がございます。
- 過去に耳の手術を受けたことがある
- 現在耳の治療を受けている
- 中耳炎などで耳漏がある
- 外耳道に湿疹、痛みまたは不快感がある
- 耳垢が多く、印象採取の妨げになる
- 左右いずれかの耳に聴力低下がある
- 突発性または進行性の聴力低下がある
- 急性または慢性のめまいがある
- 50/1kHz/2kHz聴力に20db以上の気骨導差がある
耳型が採取出来ない場合には、カスタムイヤーモニターを製作することが出来ません。カスタムイヤーモニター製作/印象採取の可否は、各個人の耳穴形状、耳の状態により判断されるため、印象採取のお断り、印象採取後の製作不可判断など、ご希望に添うことが出来ないことがあります。
また構成部品の組み込み、配置を行う上で、耳穴形状やサイズによってはご希望機種の適応が不可となる場合がございます。
安全を確保し、正しく機能する製品を製作するためにご了承くださいますよう宜しくお願いします。
カスタムイヤーモニターの納期について
FitEarカスタムイヤーモニターは製造工程の大半が手作業となるため、耳型を採取してから納品までにおおよそ1ヶ月程かかります。
ただしご注文時期やモデル・仕様により、同じタイミングで頂いたご注文でも納期に差が生じる場合がございます。またご注文が集中した場合は納期が1ヶ月以上かかる場合もございます。あらかじめご了承ください。
カスタムイヤーモニターのご利用にあたって
ポータブルプレイヤーで音楽を聞くことが生活の一部になっている方も多いと思います。再生音量については「ウォークマン難聴」と呼ばれる騒音性難聴が一般にも話題となり注意が払われるようになってきましたが、これ以外にも「気がつかずに」危険な使用方法となっているケースや、それに起因するトラブルが発生しています。
密閉型のヘッドホンやイヤホン、特にカスタムイヤーモニターでは、遮音性が高く装着しただけで周囲の音が聞こえづらくなります(オープンタイプでも音量により同様の状況となります)。音楽鑑賞や聴覚保護の面では好ましいこの遮音性も、時として危険察知を大きく阻害してしまうことがあります。
車やバイク、自転車運転中の使用禁止(各都道府県の「道路交通法施行細則・運転者の遵守事項」をご確認下さい)はもちろんですが、ジョギングや歩行中といった際にも、使用を避けなければならないケースも。 ユーザーが事故に巻き込まれるだけではなく、周りの人に危害を加えてしまう、加害者にしてしまう恐れもあり、自己責任では済まされない事件がすでに発生、海外では歩行中の使用規制も検討されています。
音楽鑑賞を楽しむためにも、使用する場所に応じた判断と適切な使用方法がユーザーには求められます。 安全を確保する上で「気づかずに」というのが一番の問題。行政からもこうした注意喚起や有益な情報が発信されていますので、音楽鑑賞を安全に楽しむためにも是非ご覧下さい。
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- 東京くらしWEB